1957-02-12 第26回国会 衆議院 外務委員会 第2号 それから第二には、日本の終戦後の外交の悲劇というものは、いたずらにアメリカの権力並びに経済力をのみ知っておって、戦争の結果ほうはいとして起きて参りましたアジアの民族主義、いわゆるAA精神について正確な認識を持っていないこと、日本がアジアに住まい、アジアとの関係においてのみ将来自立と平和を保ち得る立場にありながら、アジアの政治経済にわたる民族主義的な独立の精神と動きというものを看過してきたことが、日本外交終戦後 穗積七郎